帝拳ジム・本田会長、外国人の新規入国制限に「状況が変わるのは覚悟の上」村田諒太とゴロフキンの統一戦は未知数
2021年11月29日 20時37分
WBAミドル級王者・村田諒太(35)=帝拳=―IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39)=カザフスタン=(12月29日・さいたまスーパーアリーナ)のメガマッチを主催する帝拳ジムの本田明彦会長(74)が29日、取材に応じ、オミクロン株の水際対策として30日から外国人の新規入国が原則停止されることについて、「こうして状況が変わるのは覚悟の上。今週中には一定の結論が出ると思うので注視していく」と話した。
この試合は総予算が15億円を大きく超える日本ボクシング史上最大の一戦。「試合前日の検査で万一ゴロフキンが陽性になれば試合もできない。そういうリスクは覚悟している。ただ、スポーツ庁にとっても急なことで、今はまだ何も決まっていない」と本田会長。スポーツ庁とは密に連絡を取っており、ゴロフキン陣営や関係者の入国、その後の隔離といった試合成立に必要な計画書や書類はすべて提出済み。「今回の話の前に申請を終えていれば入国も可能になってくれればいいが」と、本田会長は望みを託した。
一方で、もし入国できなくなった場合、このカードが延期されるか中止されるかは未知数。本田会長は「そうなれば、すぐ向こうへ行って話し合うことになる」と語った。
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