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日本サッカーにオミクロン株が飛び火か 年明けW杯予選…田嶋会長「感染者増は人命に関わる…全面的に協力」

2021年11月29日 19時23分

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日本サッカー協会の田嶋会長

日本サッカー協会の田嶋会長

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の脅威が、サッカー日本代表に“飛び火”する可能性が出てきた。政府は30日午前0時から全世界を対象に外国人の新規入国を原則停止する。再び忍び寄る変異株の脅威。国際試合の開催は? 欧州組の参戦は? 入国停止措置は「当面1カ月」とされているが、感染拡大や政府の対応次第では1月下旬に再開する予定のW杯アジア最終予選への影響も避けられない。
   ◇     ◇
 コロナ禍の波乱、混乱が再び日本列島を直撃するのか―。外国人の入国措置の厳格化に伴う国際試合への影響について、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)は「決定されたことには今までも従ってきた」と指摘した上で、「十分なフレキシビリティー(柔軟性)を持って対応していきたい。感染者が増えることは人の命に関わること。全面的に協力していきたい」と冷静に語った。
 スポーツ庁など関係省庁と協議し、「日本サッカー協会の責任下において厳格な防疫措置を講じること」を条件に今年3月以降は国内で国際試合を開催してきた。海外から入国した選手には試合当日まで3度の検査が義務付けられ、定期便で試合出場に求められる3日前の帰国が間に合わない欧州組にはチャーター機を飛ばすほど力を尽くしてきた。
 だが、想定外のトラブルもあった。今年6月に札幌で対戦予定だったジャマイカ代表8人が日本政府が定めた陰性証明書の不備を理由に入国が遅れたため、試合中止を余儀なくされた。同9月のW杯最終予選・オマーン戦(吹田)は守田(サンタクララ)が3日前に帰国できず欠場した。
 感染力が強いとされるオミクロン株の流入を食い止めるため、水際措置がさらに強化されるのは必至。日本代表は来年1月27日に中国、同2月1日にサウジアラビアとのホーム2連戦を控えているが、デルタ株以上ともされる新変異株の脅威が国内でも広がれば、試合の再延期を含む最悪の事態に発展する可能性もありそうだ。

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