広山詞葉、主演兼プロデュース「truth~姦しき弔いの果て~」予算700万円のインディーズ映画、海外映画祭で6冠達成
2021年11月29日 18時40分
女優の広山詞葉(ことは、36)が主演兼プロデュースを務める映画「truth~姦(かしま)しき弔いの果て~」(来年1月7日公開)が英国の「ノースイースト国際映画祭」で最優秀コメディー賞に輝いたことが29日、分かった。
名匠・堤幸彦監督(66)が50作目の節目に完成させた作品で、同じ男(佐藤二朗)を愛した3人の女性がバトルを繰り広げるインディーズ映画。文化庁の助成金をもとに、予算700万円&撮影2日間という低予算かつ速攻で作り上げたワンシチュエーション会話劇だ。
現地での上映会に出席した広山は「一般のお客さんや海外のフィルムメーカーの方と初めて一緒に作品を見たんですが、冒頭からずっと笑ってくださって‥。佐藤二朗さんのシーンでは爆笑でした。見終わった後もQ&Aで『3人のキャラはどうやって作ったんだ?』『どういう監督が撮っているんだ?』などと1~2時間、感想を熱く語ってくれました。映画って国とか価値観とか関係なく一つになれるんだなとすごく実感しました」としみじみと語った。
同作はすでに「ローマ・インターナショナル・ムービーアワード」最優秀作品賞、「ベルリン・インディー・フィルムフェスティバル」特別賞、「ウルバッティ国際映画祭」女性映画最優秀作品賞、「ゴールデン・スパロウ・インターナショナル・フィルムフェスティバル」審査員特別賞、「モントリオール・インディペンデント映画祭」最優秀短編コメディー賞を受賞していて、今回が6冠目になる。
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