大谷翔平のエンゼルスに“三刀流”選手が加入 先発、救援、外野手こなすマイケル・ロレンゼン
2021年11月29日 13時50分
大谷翔平(27)を擁するエンゼルスは28日、救援投手と外野手をこなすマイケル・ロレンゼン(29)=レッズからFA=と年俸700万ドル(8億円)の1年契約で基本合意した。来季は先発投手もこなす“三刀流”を担う予定。米スポーツサイトのファンサイディッドが報じた。
代理人事務所は大谷と同じCAAスポーツで、大谷が獲得を後押しした可能性も十分にある。ロレンゼンはかねて、大谷を「一番好きな選手」と公言。今年3月のオープン戦で大谷に2発を被弾した際も「すごいヤツだよ。最初から『あいつは本物だ』って、いつも言ってたんだ。大好きなんだよ」と感服した。
今季は救援で27試合に登板し、1勝2敗4セーブ、11ホールド、防御率5・59。メジャー通算7年間で計26試合の先発登板もある。打撃は今季こそ1打席しかなかったが、外野の全ポジションをこなし、通算147打席で打率・233、7本塁打、24打点。
2年前の2019年9月4日に行われたフィリーズ戦では7回から救援で2イニングを投げ、8回は8番打者として左中間にソロアーチ。さらに9回から中堅を守り、“三刀流”を達成。1921年ヤンキースのベーブ・ルース以来、メジャー98年ぶり2人目となる「同じ試合での本塁打と勝利投手」を記録した。
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