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犯罪被害者支援 重要性に理解を 初の県主催フォーラム

2021年11月29日 05時00分 (11月29日 12時12分更新)
交通事故で息子の貴弘さんを亡くした経験を話す宮地美貴子さん(右)=金沢市無量寺町で

交通事故で息子の貴弘さんを亡くした経験を話す宮地美貴子さん(右)=金沢市無量寺町で

 犯罪被害者支援の重要性への理解を深めようと、県は二十八日、初となる「被害者支援県民フォーラム」を、金沢市無量寺町の金沢港クルーズターミナルで開いた。交通事故で息子を失った宮地美貴子さん(福井県)が、自身の経験や犯罪被害者を取り巻く現状を講演した。
 二〇〇二年九月十八日、宮地さんの息子貴弘さんが交通事故に遭い、十二歳で亡くなった。宮地さんは事故前の幸せな生活と、一変したつらい日々を赤裸々に語った。冒頭のあいさつでは「自治体はやるべき支援があって、条例で被害者が守られ、安心して穏やかな生活ができるようにしてほしい」と力強く話した。
 講演後は、福井県出身の歌手ヒナタカコさんによるミニライブもあり、ふくい犯罪被害者支援の歌「こころの声」などを披露した。
 県は県犯罪被害者等支援条例が今年四月に施行されたことを機に、犯罪被害者週間(二十五日〜十二月一日)に合わせて開催した。クルーズターミナルでは二十八日、石川被害者サポートセンターと県警主催で「生命のメッセージ展」が開かれた。事件事故被害者三十人の等身大パネルが並び、命の尊さを訴えた。(岩本雅子)

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