涙が止まらない…福永祐一に観客もらい泣き コントレイル有終の美「感動しました」「夢のような時間でした」
2021年11月28日 16時17分
◇28日 第41回ジャパンC(G1・東京・芝2400メートル)
昨年の無敗の三冠馬で、今回が引退レースとなったコントレイルが、直線素晴らしい伸びをみせて差し切り、有終の美を飾った。騎乗した福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=はレース後涙を流してコントレイルをいたわった。
レース後のインタビューは次の通り。
◇
今日で終わりだといろいろと込み上げるものがありますけども、立派でした。立派な走りをしてくれました。感動しました。
本当にデビュー前から何事もなく順調にきた馬ではなかったですし、引退するまでそういう不安を抱えながら走っていたんですけど、そういったところも乗り越えて立派な走りをしてくれました。(最後の直線は)非常にいいポジションで競馬できましたので、馬を信じる以外は何もしてないです。
(デビューから)夢のような時間でした。今までのジョッキー人生のすべてをこの馬に注ぎ込みましたし、そこに応えてくれた。素晴らしい馬と巡り合えました。感謝しかないです。(ラストランを)無事に終えることができて、そこが一番です。次のキャリアに無事に送り出す、それが一番重要な使命だと思っていましたから。
その中で馬はいいコンディションでしたし、課題だったスタートも我慢していいスタートを切ってくれた。本当に言うことないです。完璧でした。
コロナ禍の中、産まれた三冠馬ということで、うっ屈とした世の中に光を差し込んでくれた馬です。ダービーまでは無観客の中で行われましたが、最後、制限付きではありますけど、お客さんの前に最後の勇姿をを見せてくれたことができて、心からよかったと思っています。
これから種牡馬として、さらに重要な役割を担わなければいけませんけど、そこも含めて応援していただければと思います。
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