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<なんしん見聞録> 三州街道の通る平谷 バリ島の天然塩活用

2021年11月28日 05時00分 (11月28日 12時38分更新)
製塩方法について語る進藤さん=平谷村で

製塩方法について語る進藤さん=平谷村で

  • 製塩方法について語る進藤さん=平谷村で
  • 「世界一の塩」づくりに使っているクサンバの塩
 塩の道と呼ばれる三州街道が通る平谷村で、愛知県春日井市の塩研究家、進藤博文さん(78)が、ミネラルバランスの取れた「世界一の塩」づくりに取り組んでいる。進藤さんは良質とされるインドネシア・バリ島クサンバの天然塩を守る活動をしつつ、同地の塩と平谷村の水を掛け合わせるなどの研究を続けている。 (二神花帆)
 進藤さんが平谷村と関わるようになったきっかけは、春日井市内にあった行きつけの喫茶店。十年ほど前に平谷出身の店主から、村内に所有する老朽化した古民家を使わないかと、話をもちかけられたことを機に村に通い始めた。改修後は古民家を自由に使っていいと店主に言われたことから、完成翌年の二〇一三年に、村内を通る塩の道にちなんで、塩に関する展示会を開いた。世界中の塩の収集を始めたのが塩研究家となった原点だ。
 研究を続ける中で、クサンバの天然塩が、世界各地の塩の中でも良質と分かり、二〇一八年に現地を訪ねた。同地の塩は、ロンボク海峡を流れる深層水から作られ、ミネラルが豊富とされる。製塩方法は戦時中に旧日本軍が伝えたとされる「揚げ浜式」。進藤さんによると、塩田に海水をまいて水分を蒸発させる作業は重労働を伴う...

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