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絵本書店に寄り道を 一人一人に合った本紹介

2021年11月28日 05時00分 (11月28日 12時17分更新)
お気に入りの看板とともに書店をオープンした野寺さん=坂井市丸岡町北横地で

お気に入りの看板とともに書店をオープンした野寺さん=坂井市丸岡町北横地で

坂井の野寺さん「理想の店」開業


 絵本と児童書を中心に扱う書店「A Sleep Store(ア・スリープ・ストア)」が、坂井市丸岡町北横地にオープンした。大野市出身の店主、野寺由夏さん(34)=坂井市=が、福井市中央一の書店「HOSHIDO(ホシド)」から独立し、カフェメニューもそろえた。「帰り道にどこかに寄って気持ちをリセットするのが好き」という自身の理想を表現した空間に、家族連れや地域の人たちが集い始めている。 (浅井貴司)

日曜のみ営業


 店内にはロングセラーから近年の定番まで、二百冊ほどの本が並ぶ。大阪市の大型書店とHOSHIDOで計八年、児童書を担当した知識と、福井市の図書館に勤務した経験を生かして仕入れた。絵本「りんごちゃん」「ゆめ」などの作者中野真典さんには、以前から交流がある縁で店の看板を彫ってもらった。
 客との会話を経て一人一人に合った本を手渡そうと、見どころを紹介するポップは控えめ。「ほそぼそと売れている本が、何十年か後にロングセラーとなるように残していけたら」と願う。子育て世代でない人たちにも絵本に触れてもらえるように一般書も用意した。HOSHIDOで自ら編集を担当した大野市出身の画家友高博之さんの画集も販売している。
 今月上旬のオープン時には、絵本「変なお茶会」の場面を再現し、旧知の人たちと店でココアを飲むイベントを開いた。思い入れがあふれる店のこれからを「絵本の原画展も開いてみたい」と楽しそうに思い描いている。
 営業は毎週日曜正午から午後七時まで。詳細は店名を各種会員制交流サイト(SNS)で検索。

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