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日本一ヤクルト高津監督「心理戦やっている感覚はありません。別に相手をだましてやろうとか一切考えていません」

2021年11月27日 23時15分

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5回裏、高梨の交代を告げるヤクルト・高津監督

5回裏、高梨の交代を告げるヤクルト・高津監督

◇27日 日本シリーズ第6戦 オリックス1―2ヤクルト(延長12回、ほっともっとフィールド神戸)
 守護神・マクガフが最後の打者を打ち取った瞬間、ベンチのヤクルトナインが一斉に飛び出した。20年ぶりに迎えた日本一の瞬間。今シリーズ初めて延長までもつれた熱戦を、代打・川端の一打で制した。ヤクルトがついに頂点に立った。
 初志貫徹。ヤクルト・高津監督は信念を曲げない。3勝2敗で20年ぶりの日本一まであと1勝で迎えた日本シリーズ第6戦。重要な先発を託したのは今シリーズ初登板となる高梨だった。
 「心理戦をやっている感覚はありません。決まった通りにわれわれはやっているだけ。別に相手をだましてやろうとか、そんなことは一切考えていません。随分前に決まった通りのことをやっているだけ。トータルで7試合を戦おうと思って、このシリーズに入ってきた。7試合やるもんだと思ってローテーションは組んでいます」
 これまでの先発起用は事前のシミュレーション通り。その都度変わる状況は関係なしだ。今回のシリーズで予告先発の不採用を選択した高津監督は、頂上決戦前に頭を絞ってピックアップしたローテーションで挑み続けている。
 短期決戦で迷いは禁物。迷いが生じれば、隙ができる。そうならないために入念に作戦を立ててきた。第5戦は惜敗。ホームゲームでの日本一はお預けとなった。決戦の地をほっともっと神戸に移し、2戦連続で王手をかけた状況で臨んだ一戦。オリックスの先発はエース・山本だった。
 「そんなにたくさん点は取れない。いいゲームをするには相手にも取らせないこと。相手のエースに勝つには点を与えないことが一番」
 その予想通り、5回まで1点を争う展開となった。5回に先制。その裏に同点にされた。高梨は4イニング3分の2を1失点で降板。5回を投げきらずに救援陣に後を託した。それでも、日本ハム在籍時に日本シリーズを経験しているかつての新人王右腕が、投手戦を演出した。その後もスアレス、清水、田口が粘り、マクガフが死闘の末にもぎ取った1点を守り切った。

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