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ツアー史上6人目 最終戦で逆転賞金女王へ古江彩佳「ゴルフで緊張することはまずないです」2位で最終日最終組へ

2021年11月27日 19時12分

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第3日、5番のティーショットを放つ古江彩佳

第3日、5番のティーショットを放つ古江彩佳

◇27日 国内女子ゴルフ JLPGAツアー選手権リコー杯第3日(宮崎市・宮崎CC)
 「優勝か単独2位」を絶対条件に逆転での賞金女王を狙う古江彩佳(21)=富士通=が、ショットの不調に苦しみながらも3バーディー、4ボギーの73。初日からの首位は明け渡したが、通算6アンダー2位で最終日最終組をスタートする。古江が2位なら単独13位以上で逃げ切り戴冠となる稲見萌寧(22)=都築電気=は69と伸ばして23位から1アンダー15位に浮上。スリル満点のラスト18ホールになりそうだ。9アンダー首位は三ケ島かな(25)=ランテック。5アンダー3位に小祝さくら(23)=ニトリ=ら4人が続いている。
 いよいよ今シーズンの最後の18ホールに突入する。古江が首位に3打差の単独2位から、ツアー史上6人目となる「最終戦で逆転賞金女王」へ向け最終日を最終組で回ることになった。
 アマチュア時代から「私はあまり緊張はしないタイプ。生まれつき!?かもしれない(笑)。ゴルフで緊張することはまずないです」と古江。初日からの単独首位を守って出たこの日はスタート直後から受難続き。1番でいきなり3パットでボギーを献上すると、3番では乗らず寄らず入らずで再びボギー。4番で5メートルのバーディーチャンスを仕留めたものの、7番では1メートルのパーパットを外して、そのままズルズルとスコアを落としそうな空気が漂った。
 「ショットが安定していなかった。パットも打ちきれないところがあったし…。でも精神的な問題ではないと思う。疲れでもないし、ちょっと体のバランスが悪くて乱れてるのかなと」
 打球は荒れても心は乱れず冷静だった。9、10番でバーディーを取り返し、最終18番こそボギーとしたが、73。「まだ耐えられた方かなと思います」と視線を最終ラウンドへ移した。
 「明日になれば体も違うと思うので、今日はクラブの当たる感覚だけチェックして、ゆっくり眠れたらいいなと。今日から(コーチの)父が来ているので見てもらって」と、打撃練習場に向かった古江。逆転女王戴冠への条件「自身が単独2位で稲見が単独14位以下」か「自身が優勝で稲見が3位以下」の二択は、後者で決めるつもりだ。
 「オーバーパー(のラウンド)は今日で捨てて忘れて、明日は前半も後半もアンダーで回りたい。悔いがないように、しっかり強気のプレーで」。試合中は“チキン(弱気)”になるのが嫌で鶏肉を口にしない古江が、そう決意表明した。
【過去、最終戦で逆転女王の座を奪ったのは…】
(1)1988年・吉川なよ子(前週までランク2位から大迫たつ子との23万2255円差を逆転)
(2)1995年・塩谷育代(前週までランク4位から平瀬真由美との680万8489円差を優勝して逆転)★
(3)2005年・不動裕理(前週までランク2位から、宮里藍との61万6963円差を逆転)=宮里は米ツアーQT受験のため最終戦を欠場
(4)2008年・古閑美保(前週までランク3位から李知姫との2200万8694円差を優勝して逆転)★
(5)2009年・横峯さくら(前週までランク2位から諸見里しのぶとの540万8824円差を優勝して逆転)★
(★は最終戦優勝~

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