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「アジア再挑戦」自力消滅…難攻不落の名古屋も最後はこらえきれずC大阪に惜敗【サッカー】

2021年11月27日 18時40分

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後半、C大阪に追加点を許し肩を落とす名古屋イレブン

後半、C大阪に追加点を許し肩を落とす名古屋イレブン

◇27日 J1第37節 C大阪2―1名古屋(ヨドコウ桜スタジアム)
 どんなに強固な石垣でも、繰り返し攻撃を受ければ、いつか限界を迎える。難攻不落を最大の武器としてきた今季の名古屋。この試合を通じて、何度も耐えたセットプレーだったが、最後はこらえきれず、自力でのアジア頂点再挑戦獲得が消滅した。
 前後半通じて打たれたシュートが12本。そして、その結果として与えたCKが12本。はね返しても、はね返しても、また襲われるような感すらあった。中盤の攻守の要、MF稲垣祥(29)は「セットプレーの回数がだいぶ多くなってしまった」と唇をかんだ。FW柿谷曜一朗(31)の劇的ゴールでたぐり寄せたように見えた勝ち点が消された。
 今季限りでの現役引退するC大阪のFW大久保嘉人(39)にとって最後のホーム戦。裏を狙った縦パス、こぼれ球に食らい付き続けるC大阪攻撃陣。「すごく迫力があった。気持ちの強さを感じた」(稲垣)。大久保へのはなむけに勝利をと、全力で挑んでくる相手攻撃陣にのみ込まれていくかのようだった。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で敗退した10月17日以来、チームの目標は「アジアへの再挑戦」であり続けた。風前のともしびとなったその目標。フィッカデンティ監督は「自分たち次第ではなくて、われわれができるのは最後のゲームを全力でやるということだけ」と努めて平静を装った。
 ラスト1戦はホームで戦う。稲垣は「こういった経験を、来シーズンにつなげるという意味でも、全員で話し合いながらやっていきたいし、積み重ねていけるようなチームでありたい」と言葉を紡いだ。自分たちにできることは目の前の敵・浦和に勝つことだけ。最後の執念を見せ、鹿島の引き分け、もしくは負けという“吉報”を待つ。
   ◇   ◇
 ◆4位にも来季ACL出場可能性あり 来季のACLに出場するのは、リーグ3位以内に天皇杯の優勝チームを加えた4チーム。リーグ1位が確定した川崎が天皇杯で優勝した場合、リーグ4位のチームに繰り上げでの出場権が与えられる。最終節でグランパスが勝利した上で、鹿島が引き分け以下だった場合、グランパスが4位に入る。

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