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「強くなる」とファンに宣言 ホーバスJ、男子代表の初陣飾れずも収穫あり【バスケットボール】

2021年11月27日 17時56分

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ホーバス監督

ホーバス監督

 バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)アジア1次予選が27日、仙台市のゼビオアリーナ仙台で始まり、世界ランク35位の日本は28位の中国に63―79で敗れた。東京五輪で女子代表を史上初の銀メダルに導き、五輪終了後に男子の指揮官に転じたトム・ホーバス監督(54)は、初采配を飾れなかった。日本は既に開催国枠でW杯出場権を得ている。
   ◇   ◇
 女子代表を世界トップレベルへと鍛え上げ「マジシャン」と称されたホーバス監督の新たな船出は、順風満帆とはいかなかった。指揮官が「出足が悪かった」と嘆いた第1クオーター(Q)が全てだった。女子代表のように3点シュートを多発するスタイルへのモデルチェンジは意図した通りに進んだが、肝心のシュートがことごとくリングを外れ、2―19と一方的な展開にされてしまった。
 「変なリズムでシュートを打っていた。マークがいるのに。オフェンスリズムが悪かった」とホーバス監督。新たな戦術に選手が縛られ過ぎたのか。第2Q以降は52―52と互角だっただけに、開始直後のブレーキが惜しまれる。
 光明も見えた。22歳のSG西田優大(三河)は3点シュート3本を含むチームトップの11得点。「積極的にシュートを打つのが自分の仕事。役割は全うできた」と語った。代表初招集のPG斎藤拓実(名古屋D)も4得点3アシストと爪痕を残した。PF/SF八村塁(ウィザーズ)ら主力の海外組が不在だったことも加味すれば、将来を悲観する必要はない。
 試合後、会場を埋めた1600人のファンに向かい、ホーバス監督は熱弁した。「旅は今日から始まる。どんどん強くなる。間違いない」。成功率20%にとどまった3点シュートの精度をいかに高め、中国のような高さのある海外勢に対抗していくか。熱血監督の下、東京五輪で3戦全敗に終わった男子代表が再出発した。

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