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【富山】黒部峡谷 越冬に備え 関電 食料など積み込み

2021年11月27日 05時00分 (11月27日 10時01分更新)
米や野菜などの越冬物資を貨車に積み込む作業員=26日午前6時22分、富山県黒部市の黒部峡谷鉄道宇奈月駅で(松本芳孝撮影)

米や野菜などの越冬物資を貨車に積み込む作業員=26日午前6時22分、富山県黒部市の黒部峡谷鉄道宇奈月駅で(松本芳孝撮影)

 冬の間、雪で閉ざされる黒部川上流の関西電力施設に届ける越冬物資を貨車に積み込む作業が二十六日朝、富山県黒部市の黒部峡谷鉄道宇奈月駅であった。
 運搬は十六日に始まり、十二月九日まで計七回、一九・二トンが宇奈月駅から発送される。同十四日からは長野県大町市側からのトラック、ワゴン車による計約三トンの運搬も始まる。
 鉄道で運搬する四回目の二十六日は七回の中で最も多い四・三トンの米、野菜、缶コーヒー、ビール、加工食品などを貨車三両に積んだ。業者ら十人余りがバランスを考えて米袋や飲料、野菜などの箱を重ねた。物資を載せた貨車は欅平駅に到着後、竪坑エレベーター、上部軌道を経て最も宿泊人員が多い人見平寮・合宿に午前十一時ごろ着いた。
 北陸支社広報リーダーの松本義宏さん(55)は「黒部奥山に冬が来たと感じる」と話した。
 今冬、黒部川上流の関西電力の九宿泊施設では、ダムや発電所の従業員、黒部ルート安全対策の工事関係者ら延べ一万五千三百人が過ごす。 (松本芳孝)

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