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【ツエーゲン金沢】社会問題周知 アシスト 選手ら勉強会で向き合う

2021年11月27日 05時00分 (11月27日 10時21分更新)
オンラインで「ヤングケアラー」について学ぶ選手たち

オンラインで「ヤングケアラー」について学ぶ選手たち

子の貧困、引きこもりなど

 サッカーJ2のツエーゲン金沢の選手たちが、社会問題に目を向けるための勉強会を開いている。チームは昨年から、生活困窮者らに食料を無償提供する「フードバンク」への寄贈を開始。今季からは、子どもの貧困や引きこもりなどを学ぶことで、地域の課題と向き合う。 (榊原大騎)
 きっかけは、新型コロナウイルス禍の中で「地域の子どもたちのためにできることをしたい」というキャプテン広井友信選手の呼び掛け。賛同した七選手が試合勝利数に応じてお金を出し合い、NPO法人「いしかわフードバンク・ネット」に寄贈することから始まった。
 この活動に加えて七月に始まった勉強会は「キッズ・スマイル・プロジェクト」と銘打ち、選手やスタッフを対象に開催。子どもを取り巻く社会問題を軸に、選手へのアンケートでテーマを決める。各回ごとに専門家を招いて課題や背景を学ぶ。
 二回目となった今月十八日のテーマは、病気や障害のある家族を世話する十八歳未満の子どもを指す「ヤングケアラー」。オンラインで金沢市こども相談センターの徳山一也所長補佐らを招き、選手やスタッフら計三十五人が話に聞き入った。
 三回目はシーズン終了後に開く予定といい、事業企画部の山本茜さんは「私たちがしていることを発信することで地域の人に社会問題を知ってもらうことも目的。選手が入れ替わっても続けていきたい」と話している。

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