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河村たかし市長のメダルかみ騒動「気にしていない」…後藤希友、意図しない形の注目に戸惑い【ソフトボール】

2021年11月26日 17時01分

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MVPのトロフィーを手にほほ笑むトヨタ自動車の後藤

MVPのトロフィーを手にほほ笑むトヨタ自動車の後藤

 日本女子ソフトボールリーグの表彰式が26日、東京都内であり、東京五輪で日本代表を金メダルに導いた後藤希友投手(20)=トヨタ自動車=がMVP、最多勝、ベストナインの3冠の表彰を受けた。式典後には名古屋市の河村たかし市長によるメダルかみ騒動に言及し、「全然気にしていない」と笑顔で語った。
     ◇
 五輪後の表敬訪問で河村市長が金メダルをかんだことに端を発した騒動は、後藤自身の想像を超える反響を呼んだ。「一番は恥ずかしい気持ちだった。メディアの方から大きく取り上げられて。選手としての価値を知ってほしいと思った」。本人の心情を蚊帳の外にして世論は沸騰。意図しない形で注目を浴び、驚き戸惑った。
 現在では交換された新しいメダルが手元に届いている。「全然気にしていない。ネタにしていただいても大丈夫です」と冗談めかしてほほ笑んだ。
 マウンドでも、五輪前とは一変した視線を感じていた。「みんな勝ってほしいと思って見に来てくれる。それを重圧にも感じた」と言うが、「重圧」に押しつぶされることはなかった。「それが今年1年で成長したところ。五輪を経験し、チームでも大事な試合を任され貢献できた」。誇らしげに語る。
 金メダリストの看板を背負いつつ、リーグ戦では9勝3敗、防御率0・83の圧倒的な成績でMVPを含む3冠。式典では服飾系の専門学校に通う友人にデザインしてもらったエレガントな衣装に身を包み、トロフィーを両手に抱えた。
 「まだまだ自分は日本を背負うにはふさわしくない。力を付けて、いずれは上野(由岐子)さんを超えるような投手になりたい」。いつかは五輪で共に戦ったレジェンドのように。2024年パリ五輪で除外が決まっているソフトボール界を、その左腕で引っ張っていく。

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