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<目耳録> 「猪木会長」

2021年11月26日 16時00分 (11月26日 16時00分更新)
 「ぼくは自分の明るい未来が見えません!」「見つけろてめえで!」。二〇〇二年に新日本プロレスのリング上で繰り広げられ、「伝説」となった若きレスラーとアントニオ猪木さんの問答だ。
 レスラーはその二年前デビューした鈴木健三さん(47)=愛知県碧南市出身。今はテレビプロデューサーも務め異常タンパク質が全身の臓器に沈着し障害を起こす難病「全身性アミロイドーシス」と闘う猪木さん(78)に九カ月間密着取材した。
 入団時、「雲の上のさらに上の存在」だった猪木さんから「俺の全部を見せろ」と許された取材。その成果は、ドキュメンタリー番組として二十七日にNHKBSプレミアムで放送される。
 鈴木さんは言う。「あの会長の足が細くなっていた。雄姿を知るだけにショックだったが、門下の自分しか撮れないと考え、全て撮った」 (神谷慶)

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