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「鍋に入れて食べたい」 越前カンタケの栽培体験 敦賀・粟野南小

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 09時56分更新)
菌床をプランターに移し替える児童=敦賀市の粟野南小で

菌床をプランターに移し替える児童=敦賀市の粟野南小で


 敦賀市粟野南小二年生が二十五日、県特産のキノコ「越前カンタケ」の栽培体験をした。児童たちは菌床をプランターに植え替え、土を敷き詰めて水やりをした。
 越前カンタケはヒラタケの一種で柄が太くて長いのが特徴。淡泊な味で歯切れと香りが良く、天ぷらや汁物などさまざまな料理に合う。「寒茸(たけ)」という名前の通り、平均気温が八度以下になる冬季に成長する。
 越前カンタケの起源は一九八七年に池田町で発見された野生のヒラタケ。県総合グリーンセンターが独自培養し、現在は県特産ブランド品に認定されている。
 栽培体験は地元の特産品に親しんでもらおうと、県が毎年小学校などで開いている。粟野南小では二年生七十三人が参加。児童たちは事前に袋の中で培養した菌床を取り出し、新聞紙を敷いたプランターの中に移し替えた。菌床の周囲を丁寧に園芸用の土で覆い、最後にじょうろで水やりをした。
 来年春まで同じ菌床から三回ほど収穫できる。一回目は早ければ十二月中旬ごろ。二年の畑田泰河君(8つ)は「菌床はぬるっとしていて気持ち良かった。収穫したら寒い日に鍋に入れて家族で食べたい」と声を弾ませた。 (林侑太郎)

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