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必要な安全対策は? 若狭湾サイクリングルート 有識者ら候補地視察

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 09時56分更新)
安全な自転車走行の課題について意見交換する視察メンバー=小浜市の阿納トンネルで

安全な自転車走行の課題について意見交換する視察メンバー=小浜市の阿納トンネルで


 嶺南地域で県などが設定を進める若狭湾サイクリングルートの安全対策などを考える有識者らが二十五日、美浜町や小浜市のルート候補地で現地視察した。
 参加したのは、いずれも国のナショナルサイクルルート認定制度で選考委員を務める会社アーチの高橋幸博社長や徳島大大学院の山中英生教授ら。幅の狭い道路やトンネルなど走行環境に課題がある五カ所の現状を実際に自転車で走るなどして見て回り、道路管理者らの説明を受けた。
 小浜市の国道162号阿納トンネルでは、トンネル内の暗さや通行車両の速度に対する懸念が指摘され、自転車での走行に「怖さを感じる」との声も。ドライバーに自転車が見えるよう照明の改善や、車のスピードを抑制する啓発など環境整備の必要性を共有した。
 児童の通学路になっていることもあり、自転車で走る際には地元住民に配慮したルールを求める意見も上がった。県の担当者は「地域の方々にサイクリングルートになることを周知していきたい」と話した。
 若狭湾サイクリングルートは敦賀市から高浜町までを結ぶ全長約百三十キロを想定。年度内の正式なルート決定を目指している。 (鈴村隆一)

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