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北陸道 3日前公表 大雪予防的通行止め 

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 09時54分更新)

 県など「連絡室」 行動計画に明記 

 警報級の降雪が見込まれる場合に県、国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所、中日本高速道路(NEXCO中日本)などが開設する「冬期道路情報連絡室」は、県内の北陸自動車道で通行止めをする際の流れをまとめた行動計画(タイムライン)をつくった。通行止めの可能性がある地域を三日前に公表し、道路管理者のNEXCO以外の機関も広報で協力することを明記。各機関は会員制交流サイト(SNS)などを使い、外出控えや物流業者らへの迂回(うかい)をより強く促す。 (浅井貴司)
 規制の四日前に連絡室を開設し、通行止めの検討を始める。規制の二日前には具体的な区間を公表し、通行止め開始の一時間前に最終決定する。各機関は随時、連絡室で情報を共有する。今年一月の大雪では、北陸道で最大千六百台の車が立ち往生。当時は問題の発生を把握したNEXCOから県に十分に情報が伝わらず、各機関の連携が課題の一つとなっていた。
 通行止めは、車両の立ち往生で除雪が困難になる前に予防的に行う。山間部寄りを走る北陸道で先に実施する想定だが、降雪が続けば並行する国道8号も「同時通行止め」とする。
 昨冬の大雪では、通行止めとなった北陸道からの車両が国道8号に集中し、十キロ以上の渋滞が続発。これを受け国交省などは、並行する両路線のどちらか一方は通行できるように努める従来の方針を転換した。
 計画では他に、他府県も関わる広域な通行止めを検討する場合に「連絡室合同調整会議(仮称)」を設置すると決めた。各機関の責任者が出席し、通行止めを速やかに決める。

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