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福井の観光 “推し”提案 大野の星空 池田の森林 

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 09時47分更新)
福井県への観光誘客の方策について発表する学生たち=名古屋市の名古屋学院大で(福井県名古屋事務所提供)

福井県への観光誘客の方策について発表する学生たち=名古屋市の名古屋学院大で(福井県名古屋事務所提供)

 名古屋の学生 研究発表

 福井の魅力を名古屋の目線で探究−。愛知、岐阜県から福井県への観光誘客の拡大について研究している名古屋学院大商学部二年生の学生七人が二十四日、名古屋市熱田区の同大名古屋キャンパスで発表会を行い、約十人の福井県関係者らに成果を披露した。 (渡部圭)
 福井県と同大は就職支援協定を締結しており、研究は連携事業の一環。同大キャリアセンター長を務める高木直人商学部教授のゼミ生が、現在工事中の中部縦貫自動車道の全線開通によって愛知、岐阜県との行き来が便利になる大野市と池田町を対象に二グループに分けて考察を進めてきた。
 学生はいずれも福井県外の出身者。池田町グループは町の森林資源に着目し、木から作る食用の木粉「スーパーウッドパウダー」を使った菓子やパン、地元産野菜の料理を出すカフェの設置を提案。「木を食べる」という非日常が味わえるだけでなく、町内のアスレチック施設と合わせて「体の内外から自然を感じる体験」を提案した。
 大野市グループは若者を対象にインスタグラムで実施したアンケートを基に、同市が掲げる「日本一の星空」を売り出そうと考案。会員制交流サイト(SNS)で動画を積極的に流すことで、「星空」を前面に出した夜間観光は若者やファミリー層に受け入れられると結論づけた。
 ただ、コロナ禍の影響で学生たちは実際に現地を訪れておらず、発表を聞いた県関係者は「現地に来てもらえば、さらにいいアイデアが出るのでは」と今後の活動に期待した。

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