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岐阜市水道汚職初公判で起訴内容認める

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 05時01分更新)
 岐阜市発注の水道工事を巡る贈収賄事件で、加重収賄などの罪に問われた市上下水道事業部施設課管理監の大野康弘被告(53)と、贈賄などの罪に問われた市内の水道工事会社「沢田工業」元社長の沢田浩二被告(59)の初公判が二十五日、岐阜地裁であった。二人は起訴内容を認めた。
 検察側の冒頭陳述などによると、二〇一六年に同部維持管理課に異動した大野被告は、水道漏水などに対応する休日の当番待機などに協力した沢田被告に恩義を感じていた。同年十月以降、沢田工業の経営が悪化したことから、沢田被告が大野被告に依頼して、繰り返し水道工事の最低制限価格を教わるようになった。
 起訴状によると、一九年九月、指名競争入札で、沢田被告が大野被告から最低制限価格を教わり、同社が落札。謝礼などの趣旨で沢田被告が大野被告宅のマンホールの取り換え修繕工事をし、工事費約六万五千円分の賄賂を授受。今年七月には、使用材料単価や処分費などが記載された表の写しを受け取り、これを基に算出した金額で沢田工業が八月に工事を落札したとされる。

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