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ジブリパーク、夢の槌音 来秋開業

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 14時03分更新)

建設が進むジブリパークの「青春の丘エリア」。左が装いを一新するエレベーター棟、右が「地球屋」の建物。右奥が東部丘陵線(リニモ)愛・地球博記念公園駅=愛知県長久手市で、本社ヘリ「あさづる」から(畦地巧輝撮影)

 数々の名作アニメを世に送り出すスタジオジブリの世界観に浸れる「ジブリパーク」の建設が、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園で進んでいる。計約七ヘクタールの五エリアで、ジブリならではの五感を刺激する仕掛けが施される。映像展示室や子どもの遊び場がある「ジブリの大倉庫」など三エリアの第一次開業は来年秋。約一年後に向け、園内のあちこちで槌音(つちおと)が響く。
 ヘリで上空から見ると、パークの導入部となる「青春の丘エリア」では、既存のエレベーター棟をジブリらしい空想科学的な装いに一新しつつある。その傍らには、映画「耳をすませば」に登場するアンティークショップ「地球屋」をイメージした建物。劇中と同じく土地の高低差を生かす形で姿を現していた。
 二〇〇五年の愛・地球博に合わせて建てられた「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」周辺を整備する「どんどこ森エリア」や、「ジブリの大倉庫エリア」も工事が進む。磁気浮上式鉄道の東部丘陵線(リニモ)の最寄り駅周辺も関連工事が行われている。
 公園の自然と調和し、大手テーマパークとは一線を画すジブリパーク。計画を統括するジブリの宮崎吾朗監督(54)は「バーチャルに見せるのではなく、触れて、においをかいで、全身で感じられる空間を目指す」と意気込む。二三年開業予定の「もののけの里」「魔女の谷」エリアも地ならしが始まっている。
 (谷村卓哉)

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