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記憶なくなった380球…中日・山本拓実チーム最多投げ込み“1時間ブルペン”「化け物がいた」投手陣驚嘆

2021年11月26日 06時00分

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1時間の投球を終え、浅尾2軍コーチ(右)から右手のチェックを受ける山本

1時間の投球を終え、浅尾2軍コーチ(右)から右手のチェックを受ける山本

 集中のあまり、記憶も吹っ飛んでいた。中日・山本拓実投手が25日、落合ヘッドコーチが考案した「1時間ブルペン」で、自己最多かつ今キャンプでチーム最多となる380球を投げ込んだ。
 「時間も球数も分からない中、気づけば自分の世界に入っていた。最後の方はあんまり記憶ないです」
 この言葉の通り、投げることだけに没頭した。捕手から返球を受けて3秒以下で投球。小笠原2軍投手コーチによると、早くても6秒、平均は8秒だという。ロジンには1度も触れず。さらに、中指に血マメができたことにも気づかず、1分以内に6球を投じる異次元のペースを継続した。
 「腕が疲れる中で下半身の体重移動を使うと、腕を使わずに投げられるようになった。下半身を使えれば、より効率的に投げることができると思った」。疲れのピークがヒントをもたらした。
 小笠原コーチも「1人だけ投げるペースが断トツに違いました。最後までそのペースで投げていましたね。肩で呼吸をしながらも、指にかかった素晴らしいボールもありました」と感嘆した。ブルペン後には、グラウンドでトレーニングをしていた投手陣の中で「化け物がいた」と話題になるほどの熱投だった。
 「たくさん投げてつかめたものもあったので、春のキャンプでもできたら取り入れたい」。先発や中継ぎにこだわらず、フル回転を誓った5年目へ投げて投げて投げまくる。
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