大野市と勝山市の恐竜が冬ごもり
2021年11月26日 05時00分 (11月26日 05時00分更新)
大野市と勝山市にある子どもたちや観光客らに人気の恐竜モニュメントなどが25日、降雪に備えて、倉庫に移されたり、雪囲い取り付けのため広い場所に移動されたりして、来春までの冬ごもりに入った。
雪に備えて倉庫に 大野・道の駅「九頭竜」
大野市の道の駅「九頭竜」のシンボル「恐竜親子」のモニュメントが、積雪に備えて近くの倉庫に保管された。
モニュメントは同道の駅がある和泉地区で一九九六年に日本最古のティラノサウルス科の歯が発見されたことにちなんだもので、親が全長一二・〇メートル、高さ三・八メートル、重さ三トン、子どもが全長四・六メートル、高さ一・八メートル、重さ一トン。
雨が降る中、道の駅や市の職員らが親子のモニュメントをロープでつないでトラックでけん引し、一キロ離れた同市板倉の格納庫に運び入れた。
道の駅への再設置は来年三月下旬以降に積雪状況を見ながら判断する。市産業政策課企画主査の古川滋さんは「コロナが収まり、春になったら恐竜親子に会いに来て」と話した。
(山内道朗)
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