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日本語教室 先生求む! 羽咋、宝達志水 基礎講座開講

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 10時15分更新)
ボランティア募集のために開かれた基礎講座=羽咋公民館で

ボランティア募集のために開かれた基礎講座=羽咋公民館で

増加傾向の外国人「交流の場 存続を」

 羽咋市と宝達志水町のボランティアが、二〇一一年末から地元に住む外国人のために始めた日本語教室「ふれあいにほんごひろば」が開設十年を迎える。当初九人いたボランティアだが今は二人。増加傾向の外国人住民のため、教室継続を望む市町は、志賀町も含め十二月一日まで三回にわたり外国人住民を支援したい人向けの基礎講座を開き、新たなボランティアを募っている。 (松村裕子)
 「学生は私一人だけど、教室があるといい」。二十四日夜、羽咋公民館での日本語教室を訪れた、宝達志水町在住で韓国出身の男性(75)。来日五年で、もっと話したり聞いたりできるようになりたいと毎月第二、四水曜に同公民館で開かれる教室に通う。ボランティアで同町職員の森田泰昭さん(47)らが先生になり、野球選手の記事に関するフリートークで会話の練習をした。
 これまで「漢字が苦手」など、五十人以上のベトナム、中国人らが利用し、ボランティアがマンツーマンで教えた。「ごみの出し方が分からない」など困り事相談にも応じた。だがボランティアは仕事や家族の事情で減り続けた。
 一方、ベトナムやミャンマー、中国、フィリピンなどの技能実習生や日本人の配偶者ら羽咋郡市に住む外国人は増加。十月末で約四百八十人と、コロナ感染拡大前よりは少ないが、コロナ後に再び増えると予測される。森田さんは「外国人が日本人と交流し気軽に相談できる場として教室は必要」と話す。
 二十三日に羽咋公民館であった基礎講座の二回目には、羽咋郡市の九人が参加。小松市国際交流協会の防災コーディネーター村上洋子さん(62)から「こんなことならできる、と思ってもらえるといい」と協会の防災活動について説明を受けた。「日本語教室の見学に行きたい」と関心を示した受講者もおり、宝達志水町の担当者はボランティアが増えることを期待する。

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