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横断歩道、手上げれば車9割停止 県警が調査

2021年11月26日 05時00分 (11月26日 05時03分更新)
 県警は二十五日、歩行者が横断歩道を渡る直前に通行車両に向かって手を上げ、顔を向けた場合、約90%の車両が停止するという実証実験の結果を公表した。
 道交法では、横断歩道を渡ろうとする人がいる場合、車両は手前で一時停止することを定めている。
 県警交通部によると、実証実験は十月五日の日中に静岡市葵区の信号のない三カ所の横断歩道で実施。私服姿の警察官が横断歩道を渡る直前に「手を上げ、(車両に向かって)顔を向ける」「手を上げず、顔のみ向ける」「立ったまま」の三種類の動作をし、通行車両がどの程度止まり、無事に横断歩道を渡れるか検証した。
 実証実験の結果では、「手を上げ、(車両に向かって)顔を向ける」動作をした際、三百九台中、約90%にあたる二百七十七台が横断歩道の手前で停車することが分かった。「手を上げず、顔のみ向ける」場合は、約74%が停車。「立ったまま」の場合は、約60%が止まった。停車しなかった車両の多くは、二輪車や高齢の運転手の車両だった。
 三原浩交通部長は「手を上げたら九割の車が止まってくれることを、県民の方々に広く広報していきたい」と話した。 (板倉陽佑)

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