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中央学院大、自慢の『ワッショイ野球』で初優勝 菅原悦郎監督「グラウンドとスタンドが一体となった」【明治神宮大会・大学の部】

2021年11月25日 22時10分

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初優勝を喜ぶ中央学院大ナイン

初優勝を喜ぶ中央学院大ナイン

◇25日 明治神宮野球大会決勝 中央学院大9―8慶大(神宮)
 大学の部は、中央学院大(千葉県)が慶大(東京六)に9―8で打ち勝ち、初優勝を決めた。自慢の「ワッショイ野球」で4点差を逆転。千葉県リーグ勢として春の大学選手権、秋の神宮大会を通じて初の日本一となった。今春の選手権を制した慶大は秋春のリーグ戦と合わせた4冠に挑んだが、あと一歩届かなかった。
   ◇   ◇
 苦しんだ分だけ歓喜も大きかった。中央学院大が持ち前の破壊力で4点差を逆転。陸の王者の猛攻もしのいで逃げ切って初の頂点に立った。主将の武田登生内野手(4年・中央学院)は「最高の景色です。慶大は大学野球の原点。そういう相手とこの舞台で対戦できたのもうれしいし、勝利できたのはこの先の自信にもなる」と日本一をかみしめた。
 4点を追う4回、先頭・武田の右翼フェンス直撃三塁打が号砲となった。5回に3番・佐藤晃一捕手(4年・聖光学院)の2ランで1点差。6回はフルスイングで重圧をかけ続けて四球で走者をため、武田が左中間に満塁一掃の逆転二塁打。「ピンチのときもチャンスのときも明るくやっていこうというのがワッショイ野球」。ベンチもスタンドも一体となった勢いで慶大投手陣に今秋初の1イニング5点を浴びせた。
 秋が深まるとともにチームは強くなった。9月に開幕した千葉県リーグは打てず守れずで1勝3敗スタート。入れ替え戦も覚悟しつつ、打開しようと毎日3時間の打撃練習を全員で続けたのが実った。今の4年生は2年の時から公式戦に出場。高校時代の実績は少ないが、秋に花開いた。2016年の大学選手権準優勝と同じで、目立った選手はいないがチーム力があった。
 ようやく千葉に優勝旗を持ち帰る菅原悦郎監督(60)は「今年の4年生は本気度もあった。グラウンドとスタンド(の控え)が一体となるのを目標にしてきたが、それを見せてもらいました」と選手たちをたたえた。2年ぶりに開かれた神宮大会で新王者が誕生した。

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