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認知症患った亡き妻との体験 能登町で穴水の山谷さん講座

2021年11月25日 05時00分 (11月25日 13時01分更新)
山谷靖昌さん(右)を交えグループごとに意見交換する参加者=中能登町行政サービス庁舎で

山谷靖昌さん(右)を交えグループごとに意見交換する参加者=中能登町行政サービス庁舎で

「一対一が大事」助言

 認知症を学ぶ講座が、中能登町行政サービス庁舎であり、参加者十五人ほどが「認知症の人と家族の会」県支部能登地区世話人の山谷(やまや)靖昌さん(76)=穴水町=の体験を聞き、意見を交わした。
 山谷さんは若年性認知症だった妻が二〇一九年に他界するまで介護を二十年ほど続けた。その間、介護の知識を深めようと介護施設に転職し介護福祉士、認知症ケア専門士などの資格を取得。現在は経験を伝えようと講演などを続ける。
 山谷さんが妻の介護の様子を画像などで紹介した後、参加者がグループに分かれ意見交換。浮かんだ課題として「認知症かどうかの診断に行こうとしない夫にどう対応すべきか」「明らかに認知症疑いがある近所を歩く高齢者にどう接するか」などの質問が出た。
 山谷さんは「私も一緒に行くからと促すことが大事」「もしかしたらという言葉で家族に伝え近所ぐるみで対応することも大切。家族が知らないよりいい」「放置すると転んだりして危険。例えば男性なら同じ男性が一緒に歩いてあげる。大勢では相手の抵抗感があるので一対一で接するのが大事」などと助言した。(室木泰彦)

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