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駅前に不審者 対応訓練 能美署 京王線刺傷事件受け

2021年11月25日 05時00分 (11月25日 12時52分更新)
不審者役(左から2人目)を取り押さえる訓練に臨む署員=JR能美根上駅前で

不審者役(左から2人目)を取り押さえる訓練に臨む署員=JR能美根上駅前で

 十月末に東京都内を走行中の京王線の電車内で起きた乗客刺傷事件を受け、能美署は二十四日、JR能美根上駅前で、不審者が現れた場合の初動対応訓練をした。
 駅の改札口付近で、液体の入ったペットボトルとライターを手にした不審な男が大声を出してうろついているとの想定で、駅員が一一〇番。パトカーで駆けつけた署員三人が駅前で盾や警杖(けいじょう)、刺股を手に、署員扮(ふん)する不審者と対峙(たいじ)した。
 不審者役がペットボトルとライターを投げ捨て隠し持っていたナイフを取り出して襲い掛かると、三人は警杖でナイフを払いのけ、刺股を突き出して体勢を崩し、身柄を取り押さえた。
 署がJRと訓練をしたのは初めて。岩岸篤紀地域課長は「完全に犯人を制圧して周りの安全を確認するまで気を緩めず、犯人が他に何か持っているのではと想定して対応してほしい」と講評。取材には「不審者を見かけたらまず避難し、通報か駅員への声掛けをしてほしい」と話した。(平野誠也)

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