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浜松湖西豊橋道路 最短の西側ルートに

2021年11月25日 05時00分 (11月25日 05時02分更新)
 東名高速道路三ケ日ジャンクション(浜松市北区)と三河港(愛知県豊橋市)を結ぶ「浜松湖西豊橋道路」について、湖西市の新所原市街地の北西を通る最短の「西側ルート」(約二十六キロ)に決まった。二十四日あった国土交通省中部地方整備局の有識者会合で承認された。三河港を含め、五つのインターチェンジ(IC)を建設する方針も示された。 (鈴木太郎)
 自動車関連工場などが集中する周辺地域での混雑解消が見込まれるため、周辺自治体や経済団体が早期着工を要望している。環境影響調査などを通してルートを絞り込み、着工の時期や事業費を検討する。
 比較した残り二案は、新所原市街地東側から国道23号の北側を通る「東側ルート(約二十九キロ)」と、静岡・愛知県境付近で国道23号に接続する「23号拡幅ルート(約三十一キロ)」。決定した西側ルートの事業費は、三千億〜三千六百億円と見込まれている。
 整備局はバイパスに求める要素について、近隣住民や周辺道路の利用者、周辺自治体の担当者から意見を聴取した結果を紹介。西側ルートが、防災拠点や観光地へのアクセス面で最も優位であると説明した。
 IC候補地は、浜松市北区と湖西市に各一カ所、豊橋市に三カ所。終点の三河港を除いて東から順に、国道362号、県道334号、国道1号、国道23号との交点を想定している。
 ルート案とIC候補地が示されたことを受け、浜松市の鈴木康友市長は「物流機能の効率化による生産性の向上など、地域産業の振興に資する重要な道路。一日も早く整備されることを期待する」、湖西市の影山剛士市長は「市内にもIC候補地が示されたため、周辺アクセス道路の整備や、工場や宅地の誘致推進に取り組む」とそれぞれコメントした。

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