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もんで おいしさ注入 あわらで干し柿作り最盛期

2021年11月24日 05時00分 (11月24日 10時04分更新)
縦長に形を整えるため、一つずつ手でもんで芯を切られる越前柿=23日、あわら市のJA福井県金津選果場で(福田正美撮影)

縦長に形を整えるため、一つずつ手でもんで芯を切られる越前柿=23日、あわら市のJA福井県金津選果場で(福田正美撮影)


 あわら市で干し柿作りが最盛期を迎えている。同市山十楽のJA福井県金津選果場では二十三日も、農事組合法人「かなづ干柿組合」の組合員が柿の皮むきや整形作業を進めた。
 同組合では主に市特産「越前柿」の平核無(ひらたねなし)を使う。今年の柿はやや小さめで、干し柿にはちょうどいいという。組合員は柿農家で、収穫作業終盤の十一月上旬から作業を始め十二月二十日前後まで続く。
 皮をむいた柿は硫黄で薫蒸し、温度や湿度を管理した乾燥室に入れる。乾燥室で組合員は、指で実の中の芯を切って縦長に形を整える作業をし、完成までに十日から二週間ほどかかる。組合員の水波兼一さん(82)は「干し柿には食べて初めて分かるおいしさが隠れている。生産者の真心もこもっている」と自信を見せた。
 組合の干し柿はファーマーズマーケットきららの丘(同市牛山)や市内外のスーパーで購入できる。 (畑明日香)

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