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観覧車引退 見届けよう 越前市武生中央公園  県内唯一運行 親しまれ43年

2021年11月24日 05時00分 (11月24日 10時01分更新)
43年間、市民らに親しまれ、運行を終える越前市武生中央公園の観覧車=23日、越前市武生中央公園で

43年間、市民らに親しまれ、運行を終える越前市武生中央公園の観覧車=23日、越前市武生中央公園で

 26日から3日間イベント

 大型遊具を備える越前市武生中央公園の象徴的な存在だった観覧車が二十八日、四十三年の歴史に幕を下ろす。長年親しまれ、県内唯一となった観覧車を最後に楽しんでもらおうと、同公園指定管理者の越前パークスは二十六日から三日間、夜間運行やコンサートなど「さよなら観覧車〜最後の回転に愛をこめて」と題したイベントを開く。 (中田誠司)
 観覧車は全高三十六メートル。六人乗りのゴンドラ十六基を備える。一九七八(昭和五十三)年に設置され機器の更新を重ねて運行してきたが、老朽化により建て替えが必要となった。市は費用面で建て替えを断念し、観覧車の一部を利用して別の遊具にすることを決めた。
 イベント初日の二十六日は午後四時から同九時まで、無料で夜間運行する。ランタン風の明かりを点灯した観覧車から夜景が楽しめる。公園内のパピプペポー広場を「パブ」にして、DJによる音楽とアルコールを含む飲食を提供。パブで購入したものはゴンドラに持ち込める。この日にゴンドラ内でプロポーズや告白をしたいカップルを一組限定で募集している。
 二十七、二十八日は午前九時〜午後四時に開催。モノレールなどの大型遊具五基も稼働させる(通常料金、雨天時は観覧車のみ)。最終日の二十八日はハンドベルとオカリナ、歌のコンサートやダンス、武生商工会議所青年部による伝統芸能「菊傘踊り」がある。
 観覧車の前では、来場者の参加を得てちぎり絵の制作やメッセージの寄せ書きも企画している。越前パークスの担当者は「多くの県民や市民に愛されてきた観覧車のフィナーレを見届けてほしい」と話した。(問)越前パークス=0778(42)7530

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