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【北の富士コラム】御嶽海は左四つで胸が合うと勝てない…予想通りの結果となってしまった

2021年11月24日 05時00分

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宝富士に寄り切りで敗れ、肩を落として引き揚げる御嶽海

宝富士に寄り切りで敗れ、肩を落として引き揚げる御嶽海

◇23日 大相撲九州場所10日目(福岡国際センター)
 本日場所入りすると、多分、冗談であろうが例のコンドームをくれと言う人が現れた。物好きな人がいるものだ。せっかくだから記念にすると言う。欲しかった目薬もいただきました。もうバカ話はこのくらいにして本題に入りましょう。
 北勝富士は佐田の海を寄せ付けず2敗を守った。宇良も負けじとばかり本領発揮の取り口で2敗を死守。1敗の阿炎はうるさい翔猿を有無を言わさず突き出した。手も足もよく前に出ているので、絶好調といったところだ。
 照ノ富士がいるので、なかなか棚からぼた餅というわけにはいかないだろうが、何が起きるか分からないのが勝負の世界である。玉鷲も2敗で一歩も引かない。老いてますます盛んという言葉はとても玉鷲には似合わない。10年ひいて27歳?と言った方がピンとくる。どれだけ頑張るのか見ものである。
 反対に絶好調と言われていた1敗の御嶽海が、お世辞にも好調と言えない宝富士に良いところなく敗れてしまった。私は不調と言われているが、左四つで胸が合うと勝てないと解説の折りにそんな予想を述べているが、全くその通りのような結果となってしまった。全く私の予想と寸分も違わない手順で負けている。われながら恐ろしいほどである。
 今場所のカギを握るのは御嶽海と言いながら、それでも信用しきれなかった。悪くすればこのまま崩れてしまうような気がしてならない。
 貴景勝は明生の速い動きに足が付いていけなかった。9日目の相撲の影響が多少はあったかもしれないが、貴景勝は死んでも足が…とは言わないだろう。負けたといっても、まだ照ノ富士とは1差だけ。直接対決も残されているので、本当の勝負はこれからである。
 それにしても照ノ富士は強い。まわしを引けなくても十分に相撲が取れる。死角も見当たらない。やはり照ノ富士か。
 そろそろ想定外の相手をぶつけた方が面白いかもしれない。まず手始めに玉鷲か宇良あたりを持ってきた方が楽しい。いっそのこと阿炎では少しまずいかな。照ノ富士にとって北勝富士のような押し相撲の方が嫌な感じではなかろうか。少し考えすぎかもしれないので、この辺にしておこう。
 それにしても10日目は実に寒かった。今場所初めて着物を着たが、どうやら失敗したようだ。少し寒気がする。夜は柳川のうなぎのせいろ蒸しの差し入れがあったので、今からいただきます。少し冷めていますが、かえって味が染み込んでうまいと思われる。ふたを開けると、うなぎがビッシリ2段になっている。これは2人前だな。一気にかっ込みますか。少し精力でも付けますか。
 では、お休みなさい。寒いから気を付けてください。(元横綱)
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