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吉田拓矢がG1初制覇!出場決定12月30日グランプリでも激走見せる【第63回競輪祭】

2021年11月23日 22時09分

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優勝して賞金ボードを掲げる吉田拓矢

優勝して賞金ボードを掲げる吉田拓矢

◇23日 「第63回競輪祭(G1)」最終日(北九州市・小倉競輪場)
 決勝戦が行われ、吉田拓矢(26)=茨城=が直線鋭く追い込んでG1初制覇。12月30日のグランプリ(静岡)出場権利を得るとともに、優勝賞金3618万円(副賞含む)を獲得した。先行した新山響平が2着に粘り、追い込んだ園田匠が3着。今年のG1戦線が終了し、2022年のS級S班9人と、12月30日に静岡競輪場で行われるGP出場者が決定した。G1覇者6人と賞金上位3人が選出され、宿口陽一、古性優作、吉田拓矢は初出場となる。
     ◇
 ためていた脚を一気に爆発させた。前にいた松浦が仕掛け、後ろの北津留も動いた最終3角で吉田は力強く踏み上げていった。あと少しのところで、同じ107期の新山の逃げ切りが決まろうかという瞬間での鮮やかな差し切り劇。いつもはもの静かな男が、何度もこぶしを突き上げてG1初制覇を喜んだ。
 「信じられない。まさか1着が取れるとは。道中は松浦さんと郡司さんに前に入られてしまったけど落ち着いてゴール前勝負に備えた。ごちゃごちゃするより、一発を狙った方がチャンスがあると思っていた」。静岡GPへの出場条件は決勝4着以内。1人だけ獲得賞金の上積みで年末の大舞台に行けたが、1着“快答”で決めてみせた。
 先行、まくり、追い込みと、どんな戦いもできる。位置取りも的確だから、ほとんど後手に回ることはないオールラウンドプレーヤーだ。そして、今年最も印象的だったのは6月の高松宮記念杯決勝。宿口陽一にG1初優勝をもたらす走りで、関東の仲間にも存分に貢献してきた。
 「平原さんをはじめとする先輩や後輩の気持ちを受けて、最後伸びることができた。みんなに感謝の思いを伝えたい。GPですか? 志願して僕が先頭を回ります」。関東は全員が自力脚を持つ平原康多、宿口陽一の3人。絶対的に有利となった。「3人の中から必ず優勝者を出せるように頑張ります」。競輪王は早くも12月30日の大一番に思いをはせた。
 ◇グランプリ出場選手決まる 競輪今年の大一番「KEIRINグランプリ2021」(12月30日・静岡)の出場9選手が決まった。また、9選手は来年、S級S班にランク付けされる。9選手は次の通り。
守沢太志(秋田)
佐藤慎太郎(福島)
吉田拓矢(茨城)
平原康多(埼玉)
郡司浩平(神奈川)
宿口陽一(埼玉)
古性優作(大阪)
松浦悠士(広島)
清水裕友(山口)

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