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ラグビー欧州遠征終了で判明した日本代表の現在地

2021年11月21日 20時08分

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後半、交替出場のFWタタフ(下方右)がトライをあげる(C)JRFU

後半、交替出場のFWタタフ(下方右)がトライをあげる(C)JRFU

 欧州遠征中のラグビー日本代表は20日、英国エディンバラで遠征最終戦としてスコットランド代表と対戦し、20―29で敗れた。世界8強進出を果たした自国開催のW杯から2年。果たして日本代表の現在地は?
 戦い終えた選手たちには、満員のスタンドから温かい拍手が送られていた。遠征初戦でアイルランドに5―60と大敗した日本代表だったが、スコットランド戦を終えたラブスカフニ主将は「今日のチームを誇りに思う」と胸を張った。ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)も「選手たちは素晴らしいプレーをしてくれた」とポジティブに評価した。
 とはいえ遠征の成績自体は1勝2敗。世界ランキング下位のポルトガルには勝ったものの、2年前のW杯で勝ったアイルランドとスコットランドには敗れた。
 「アウェーで勝つのは本当に難しいと改めて思った。今回は9点差だったけど、満足感は全くない」と前主将のリーチ・マイケルは言った。2016年にはウェールズに3点差、17年にはフランスと引き分け。列強に肉薄して得た自信が19年W杯の飛躍につながったが、次回23年W杯はフランス開催。欧州でのアウェー戦で勝つ力をつけなければならない。
 「勝つための魔法のレシピはない。経験を積んで、長い準備を続けて、自分たちを成長させるしかない」。ジョセフHCは一歩一歩を強調しながら、警鐘も鳴らす。
 「これまで日本の若い選手はスーパーラグビーで世界の激しさを経験してきた。サンウルブズがなくなった今、どうやってそのレベルを体感する機会をつくるかが問題だ」
 23年W杯の前に欧州での勝利を。それを望むならば、来秋がラストチャンスになる。コロナ禍が終息したかは判断が難しいが、時間は着実にすぎている。

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