【ラグビー】日本代表、スコットランドに惜敗 終盤追い上げも届かず…リーチ・マイケル「満足感まったくない」
2021年11月21日 10時33分
ラグビー日本代表は20日、英国エディンバラでスコットランドと欧州遠征最終戦を行い、20―29で敗れた。
日本は前半、まったくといっていいほどキックを使わず、パスとランで積極的にアタック。スコットランドに3トライを奪われたが、SO松田力也(埼玉)が2PGを決め6―19で折り返し、後半早々にも2PGを加えて12―19と追い上げた。
しかし、日本に小さなミスが出るとスコットランドは見逃さずに攻め込み、後半15分にラインアウトモールからもう1トライを奪われ12―26と差を広げられる。それでも最後の20分間に日本は猛攻。後半24分、リーチ・マイケルとの交替で入ったFWテビタ・タタフ(東京SG)が相手DFの間を突き抜けて初トライ。33分には松田がPGを決めて20―26と、ワンチャンスで逆転可能な6点差まで迫った。
しかし、逆転を狙った自陣からのアタックでスローフォワードのミスが出て万事休す。逆にスコットランドに突き放しのPGを浴び、日本は20―29で敗れた。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「選手たちは素晴らしいプレーをしてくれた。スコットランドによくプレッシャーをかけた」と選手たちをねぎらった。ただ「これまでの数年間はスーパーラグビーで激しいラグビーを経験して選手は成長できた。次のW杯に向けて、これからは若い選手にどんな機会を提供できるかが重要になる」と課題も指摘。大黒柱のリーチは「9点差の負けでも満足感はまったくない。アウェーで勝つことの難しさを改めて思った。これからはどうやってアウェーで勝つかを真剣に考えなければいけない」と話した。
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