鍵山優真が2戦連続V、GPファイナル初出場へ 「とても出たかった試合」【フィギュア・フランス杯】
2021年11月21日 07時26分
◇20日 フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フランス杯(フランス・グルノーブル) 男子フリー
第3戦・イタリア大会(トリノ)優勝で、ショートプログラム(SP)1位の鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=が最終12番滑走でフリー1位の185・77点をマーク。合計286・41点で2戦連続優勝を果たすとともに、12月のGPファイナル(大阪)初出場を決めた。
鍵山は冒頭の4回転サルコーを成功させてGOE(出来栄え点)で3・19点という高い加点を獲得。3本目の4回転―3回転の連続トーループもしっかり決めてGOEで3・66点というさらに高い加点を得た。得点が1・1倍となる後半のジャンプでミスが出たが、全てのスピンでレベル4を獲得してカバー。2戦連続のGPシリーズ優勝という好結果につなげた。
演技後の鍵山は悔しげな表情を浮かべたが、得点を確認するキス・アンド・クライではホッとした笑みを浮かべた。記者会見ではGPファイナル進出を決めたことについて「自分の今シーズンの目標の一部でもあって、とても出たかった試合だったので、2試合優勝で行けたことはすごくよかった」とコメント。シニア転向後初めてとなる大舞台に向けて「もっと練習していきたいなと思います。完璧な演技ができるように頑張りたい」とさらなる鍛錬を誓った。
SP4位の佐藤駿(17)=フジ・コーポレーション=はフリー3位の177・17点をマーク。合計を自己ベスト更新の264・99点に伸ばして、シニアのGPシリーズで初めて表彰台となる2位に入り、同学年でジュニア時代からしのぎを削ってきた鍵山とのワンツーフィニッシュを決めた。
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