【ラグビー日本代表】スコットランド戦ベンチスタートにも稲垣啓太「自分のやることは変わらない」勝負どころでの出番に備える
2021年11月19日 13時36分
欧州遠征中のラグビー日本代表は18日、遠征最終戦となるスコットランド戦(20日)の登録メンバーを発表。4年ぶりのリザーブスタートとなったプロップ稲垣啓太(31)=埼玉=が取材に応じた。
「反則は減らさないといけないけれど、萎縮してもいけない」と稲垣は言った。
躍進を演じた19年はW杯5試合を含め9試合でゼロだったイエローカードが、今秋はここまで3試合で4枚。今季の日本代表は反則の多さで自らリズムを崩している。スコットランド戦では当然「反則を減らす」がテーマになるが、稲垣は「そこだけを意識してプレーが消極的になってはいけない」と強調する。
「大事なのは判断。自分がいいと思ったプレーでも、レフェリーがそう思わなかったら反則になる。ただ、『なぜこれはダメなの?』というときもあるし、受け身にならずにレフェリーとコミュニケーションを取っていくのも大事です」
17年11月のオーストラリア戦からあしかけ5年、背番号1で先発を続けてきた稲垣だが、先のポルトガル戦はスタンド観戦に回り、今回のスコットランド戦は久々のベンチスタート。しかし「自分のやることは変わらない」と稲垣は言う。
「ポルトガル戦のあとは、みんな納得してない感じだったけど、僕がみんなに言ったのは、勝ったことを喜ぼうということ。そもそもテストマッチに簡単に勝てる試合なんてないし、日本が上に立ったつもりもない。やるべきことをやりつづければ、その結果として勝利がついてくる」
結果を見すぎるのではなく、やるべきことをクオリティー高く遂行する。稲垣は、その思いを胸にベンチにすわり、勝負どころでの出番に備える。
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