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給湯器や暖房、壊れたら大ピンチ 半導体不足、生活に直結

2021年11月19日 05時00分 (11月19日 05時01分更新)
給湯機器の在庫状況について話す大問屋の浅岡朋宏社長=東京都大田区で

給湯機器の在庫状況について話す大問屋の浅岡朋宏社長=東京都大田区で

  • 給湯機器の在庫状況について話す大問屋の浅岡朋宏社長=東京都大田区で
  • 火災で半導体の生産の一部を停止したルネサスエレクトロニクスの那珂工場=3月22日、茨城県ひたちなか市で、本社ヘリ「おおづる」から
 あれ、お風呂のお湯が出ない…。この冬、そんなことが起きたら大ピンチ。給湯器の修理や交換で、何カ月も待たされそうなのだ。原因は半導体不足やコロナが深刻なベトナムのロックダウン(都市封鎖)。何かが壊れたら、家で凍えながら水風呂ということになりかねない。半導体不足の影響は自動車業界だけではなく、人々の生活にも忍び寄っている。 (木原育子、荒井六貴)

嫌な予感で備え

 「これから寒さも本格的になるっていうのに…。どんどん困る人が出てくるだろう」。ガス給湯器の取り換え工事をする会社「大問屋(おおどんや)」の浅岡朋宏社長(50)の眉間にしわが寄った。
 全国に四十店近くある店の一つ、田園調布店(東京都大田区)には、品薄なはずの給湯器が入った段ボールが並ぶ。今夏、給湯器の納品が遅れ始めた際、「嫌な予感」を感じて早め早めに発注していた品だ。
 「これ、どこに置けばいいっすか?」。十七日午前の取材中も、ひっきりなしに運送会社が行ったり来たりし、段ボールを置いていった。浅岡さんは「給湯器だけで五十個はくだらないよね」と苦笑いする。
 ただ、この五十個は例年の注文からみてすぐになくなりそう。その先は…。
 浅岡さんは...

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