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明大FW藤原悠汰がプロ目指しインカレで最後の〝就活〟「ゴールとり続ける」【関東大学サッカー】

2021年11月19日 05時00分

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明大FW藤原のゴールは最終戦だけ勝ち点につながらなかった=(C)JUFA/Reiko Iijima

明大FW藤原のゴールは最終戦だけ勝ち点につながらなかった=(C)JUFA/Reiko Iijima

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 第95回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)が13日に全日程を終了した。制覇したのは流通経大。3連覇を目指した明大は勝てば優勝だった流通経大との最終日最終戦を1ー2で落とし、涙をのんだ。
 その一戦で試合を最初に動かしたのは明大FW藤原悠汰(ふじはら・ゆうた、4年・広島皆実)だった。相手の背後への抜け出しのうまさやゴール前での決定力が光る165センチは、前半42分、スルーパスに反応し、自身の今リーグ13点目を右足で流し込んだ。「いいゴールだったかなと思います」。先制点をこう振り返ったが、逆転負け。「悔しいです」とうなだれた。
 得点王のタイトルに1点差で届かなかったものの、この最上級生FWの勝負強さは今リーグで際立った。特に後半戦、第12節以降の試合終盤での活躍は特筆ものだった。
 第12節の立正大戦(8月1日、△1ー1)では後半45分に、第16節の筑波大戦(9月18日、△1ー1)では同48分に、ともに同点弾を決めた。第14節の国士舘大戦(9月22日、○3ー2)では0ー2のピンチからハットトリック。仕上げの3点目は同38分だった。さらに第20節の早大戦(10月17日、○2ー1)では同43分に決勝点を挙げた。
 「(試合の)土壇場になってからが俺の時間だって思えるマインドがあります。自分の中で一番大事にしているのはチームの勝ちや勝ち点につながるような意味のあるゴールを取り続けること。今シーズンのリーグ戦では最後の試合以外はそれを体現できました」
 今季の明大は昨季や一昨季に比べて力が落ちるとの前評判だったが、過去3年間のリーグ戦で通算1得点だった背番号11のブレークにより、V争いに加わった。しかし、最終的には3位。残酷な結末から気持ちを切り替え、12月に開催される全日本大学選手権(インカレ)に挑む。プロ志望ながら、現時点で進路未定の点取り屋。インカレが最後の“就活”の場になるかもしれないが、自らのアピールよりもチームのために全力を尽くす。
 「自分のパフォーマンスとかゴールがどれだけチームの結果につながるのかっていうところを評価してもらいたいです」
 今季ここまでの大会で優勝がないだけに、「無冠で終わりたくありません」と気合が入る。「リーグ戦では最後の試合のゴールが勝ちにつながりませんでした。インカレでは勝ちにつながるゴールを取り続けたいです」と、リベンジへの思いをたぎらせる。(関孝伸)

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