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中日・土田龍空「尊敬する先輩、京田さんのいつかはライバルに」1軍での苦い経験胸に、守備を鍛え直す日々

2021年11月18日 10時39分

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来季へ向け守備のレベルアップを目指す土田

来季へ向け守備のレベルアップを目指す土田

 中日期待の若手が現在地を語る企画「ニュージェネレーションズ」。第11回は持ち味の守備を武器に、高卒1年目にして1軍出場を果たした土田龍空内野手(18)。1軍での苦い経験から、打球への入り方、スローイングなど基礎から徹底的に見直す日々を送っている。尊敬する先輩として名前を挙げる正遊撃手の京田陽太内野手(27)を目標に汗を流し続ける。
  ◇  ◇  ◇
 みやざきフェニックス・リーグの終盤、右脚の内転筋を痛め、秋季キャンプ第1クールはリハビリ組に入りました。チームメートが練習しているのを見ると悔しかったですが、まずは治療に専念しようと思いました。
 トレーナーさんたちにサポートしていただき、11日から本隊に合流しました。秋のテーマは「簡単なゴロを丁寧にさばく」。初のスタメン出場となった9月12日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)ではセカンド正面のゴロをファンブルしました。あの苦い経験が今も胸にあります。
 お手本になるのが京田さんです。1軍で初めて守備を見たときはびっくりしました。何がすごいのか最初は分からなかったですけど、本当にすごかった。必ずいいバウンドで打球を処理して、グラブから「パンッ!」と音が鳴る。いいバウンドで打球に入れている証拠だと思います。
 シーズン中、荒木(内野守備走塁コーチ)さんには「打球に入る際の右足の使い方」を教えていただきましたが、最初はその感覚が全く分からなくて…。ふと、京田さんの守備練習を見ると、なるほど、こうやっているのかと気付きました。まだ自分はできませんが、その感覚を早くつかみたいです。
 京田さんには秋季キャンプイン直前の3日に食事に誘っていただきました。印象に残っている会話があります。「どうしてもバウンドが合わない。今はエラーしそうな感じしかしないです」と相談したら、京田さんからは「おまえもそこまできたか」と言われました。京田さんも同じ壁にぶつかった経験があるということだと思いました。より一層、頑張ろうと思えた貴重な時間でした。
 秋季キャンプ前のフェニックス・リーグでは京田さんのようにいいバウンドで打球に入るために、とにかく足を使うことを意識しました。足が動かないとエラーが増える。送球ミスも多かったので、渡辺(2軍内野守備走塁コーチ)さんにお願いして、指導してもらいました。投げる際に、肘が下がりすぎないように気を付けています。
 今はバンテリンドームでいうと、内野と外野の間にあるラインの2メートルぐらいほど前を守っています。もっとうまくなればライン上、その後ろぐらいまで守備範囲を広げられると思っています。ただ、広げたことにより前の打球が処理できなくなっては意味がない。守備のレベルを落とさないことが前提になると思います。
 2年目の来季は143試合戦い抜けるような技術、体力を身に付けたい。京田さんはライバルと呼ぶにはおこがましい存在です。ただ、いつかはライバルになりたいですし、自分もあんな先輩になりたいと思っています。(中日ドラゴンズ内野手)
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