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授業でジェンダー学ぶ 半田 横川小、本紙記事を活用

2021年10月22日 05時00分 (11月15日 18時03分更新)

「男女平等な社会に何が必要か」との問いに、児童たちが答えを記入したホワイトボード=愛知県半田市の横川小で

 本紙記事を活用しジェンダーについて学ぶ授業が二十一日、愛知県半田市の横川小学校であった。六年生の社会科の時間を使い、男女平等な社会の実現に必要なことを考えた。
 児童たちは、まず新聞記事を読み、働く女性の平均給与が男性の七割にとどまること、都道府県や市町村の首長の九割超が男性であることなどを学んだ。担当する黒田有貴教諭(37)は「男女平等な社会は男性から見ても生きやすい社会。今の社会では男性が家事を頑張りたいと思っても、口に出しにくい」と説明した。
 続いて、「何を解決すれば男女平等の実現につながるか」を児童それぞれが発表。「女性の政治家を増やす」「家事は男女一緒にやれば早く終わる」などの意見が出た。「男女平等な社会をつくる上で大切な考え方」についてはグループで考え「個性を生かすこと」「性別に関係なく好きなことを頑張る」との意見が出て、黒田教諭は「全て正解」と評価した。
 授業を受けた根木美あんさん(12)は「『女性だから育児をしなければならない』という決まりがなくなり、好きなことをやっていける社会を実現してほしい」と話した。授業でジェンダーを取り上げたことについて黒田教諭は「夫として子育てをする中、『まだ女性の立場を分かっていない』と思うことがあり、改めて考えてみようと思った」と述べた。(三宅駿平)
(10月22日付 中日新聞朝刊知多版より)

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