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<美濃飛騨スペシャル> (93)恵那市の非常事態宣言

2021年11月14日 05時00分 (11月14日 05時00分更新)
来年10月の全国山城サミット恵那大会のPR動画を撮影する関係者ら。コロナ禍と共存しながらの大会成功を誓う=恵那市岩村町の岩村城で

来年10月の全国山城サミット恵那大会のPR動画を撮影する関係者ら。コロナ禍と共存しながらの大会成功を誓う=恵那市岩村町の岩村城で

 新型コロナウイルス新規感染者の急増に伴い、恵那市が3日に発出した独自の「非常事態宣言」。全国的な感染者数の減少傾向に加え、9月24日から1カ月以上にわたり市民の新規感染者ゼロが続いた中、秋の行楽期を直撃した局地的な感染拡大に、地元では困惑と落胆の声が広がる。 (長谷部正)

感染急増が行楽期直撃 日常回復へ危機意識共有呼び掛け

 「『観光恵那』復活のきっかけに」。一日、全国山城サミット恵那大会誘致準備委員会が市内で開いた記者会見。委員長の阿部伸一郎さん(65)が来年十月の大会開催を発表した。二日間の大会で想定する来場者は二万人。「岩村城や明知城をはじめ、市内の山城の魅力を全国に発信したい」。市観光協会長も務める立場から観光復興を誓った二日後、宣言が発出された。
 「出ばなをくじかれた思い」。阿部さんは急速な感染拡大に声を落とす。この二年間、イベントが軒並み中止を余儀なくされたのは恵那市に限ったことではないが、「恵那を国際的にPRできる」と意気込んでいた世界ラリー選手権(WRC)、「恵那峡の桜の美しさを伝えよう」と準備に奔走した昨年の全国さくらシンポジウムin恵那などの大規模イベントがコロナ禍...

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