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強いチームには強いリリーバー…ヤクルトの救援防御率上回る中日 伝統の継投力を“名リリーバー2人”がより強固に

2021年11月13日 10時27分

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巨人戦に登板したヤクルト・清水

巨人戦に登板したヤクルト・清水

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って CS特別版 ◇12日 セ・リーグCSファイナルステージ第3戦 ヤクルト2―2巨人(神宮)
 7回に青木の2点打で逆転すれば、8回に誰が出てくるのか。ファンはみんな知っている。セットアッパー・清水。2死から安打、四球に暴投が絡んだ二、三塁から、広岡に内野安打で同点とされたが、勝ち越しは許さなかった。
 ヤクルトはいつだって打つ。敗因は弱投。裏を返せば、強い年は必ず継投の野球である。リリーフ陣の投球回数が500イニングを超えたのは、12球団でDeNAとヤクルト(503イニング1/3)だけ。最多の173ホールドポイントを稼ぎ出し、勝利を積み重ねてきた。その中心には、清水がいた。72試合に投げ、3勝6敗、防御率2・39。50ホールドは、あの浅尾拓也の47(2010年、HPは59)を塗り替えるプロ野球記録だった。それでも清水はこう口にする。
 「自分はチームのパーツとしか思っていません。つないでくれたものを、自分も(マクガフに)つなぐだけです」
 失敗することがあっても、条件を満たしていれば、高津監督は8回のマウンドに清水を送り続けてきた。若きセットアッパーへの信頼を込めてこう話す。
 「今の時代は救援投手の存在がすごく大きい。チームが勝っていれば、ホールドであり、セーブが必然的についてくる。勝ちにつながる投球をしてくれている証拠ですよね」
 通算286セーブ。現役時代の高津監督がそうだった。阪神のJFK、中日の浅尾&岩瀬仁紀…。強いチームには必ず強いリリーバーがいる。今季のヤクルトの救援防御率(3・25)を上回るのが、中日の2・92。又吉や祖父江がつなぐ。その先にはR・マルティネスがいる。まだチームに合流はしていないが、落合英二ヘッド兼投手コーチ、大塚晶文投手コーチともに名リリーバーだった。竜の野球も伝統の継投力。さらに鍛えてくれる。もっと強固になる。

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