本文へ移動

介護職51%「辞めたい」 7割、感染防止「精神的負担」

2021年11月13日 05時00分 (11月13日 10時18分更新)

県内事業所調査

 医療や介護の従事者による組合でつくる県医療労働組合連合会が、コロナ禍で介護職員らへの緊急アンケートを実施したところ、回答した介護職員やケアマネジャーら五百四十五人のうち、半数が「仕事を辞めたい」と考えていることが分かった。 (小川祥)
 県医労連は「介護の日」の十一日に合わせて会見を開き、アンケート結果を公表した。九月二十一日〜十月二十日に県内の六百二十九事業所にアンケートを配り、五十九事業所から回答があった。「仕事を辞めたいと思うことがあるか」という問いには、「いつも思う」が11・6%、「ときどき思う」は39・6%で計51・2%の人が辞めたいと考えていた。
 「コロナ禍で働いて最もつらいこと」という問いには、感染しないため常に緊張感がある中で働くため、「精神的負担」を挙げた人が七割を超えた。「県外の人と接触すると出勤停止になる」「勤務外で不要な外出を避けている」などの回答があった。
 嵯峨猛書記長は、全国的に感染状況が落ち着いたことで、国の観光支援事業「Go To キャンペーン」の再開など行動制限の緩和が検討されているが、「介護職員の多くは、感染すると迷惑になると考え、行動の制限を続けざるを得ず、感染防止とはまた違うストレスを感じ始めている」と訴え、介護従事者への再度の慰労金の必要性も訴えた。
 医労連は十一日、県や金沢市に定期的なPCR検査を実施する体制の構築や事業所への減収補填(ほてん)などを求める申し入れもした。

関連キーワード

おすすめ情報