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浜松市が差別解消へ 2月に条例案提出の方針

2021年11月12日 05時00分 (11月12日 05時01分更新)
 浜松市は、外国人市民や性的少数者(LGBT)、新型コロナウイルス感染者などへの差別や偏見をなくすための条例を制定する方針を明らかにした。性的指向や性自認を第三者に暴露する「アウティング」の禁止も盛り込む。同様の条例制定は県内で初となる見込み。十五日からパブリックコメント(意見公募)を始める。
 条例案では「不当な差別の解消に取り組むよう努めなければならない」として、罰則を伴わない努力義務を定める。来年の市議会二月定例会への条例案提出を目指している。
 市内では、新型コロナの感染拡大による感染者や医療従事者らへの誹謗(ひぼう)中傷があったほか、性的少数者や市内に約二万五千人いる外国人市民への差別や偏見の解消が課題となっていた。
 アウティングは二〇一五年、一橋大(東京都国立市)の男子学生が同級生に同性愛を暴露された後、校舎から転落死したことをきっかけに社会問題化。同市で一八年、アウティング禁止の条例が全国で初めて施行された。
 条例案は人権啓発センター、各区役所などで配布しているほか、市公式ホームページにも掲載している。

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