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特別支援教育 将来探る 構想策定へ 知事視察

2021年11月12日 05時00分 (11月12日 10時28分更新)
富山総合支援学校の児童と交流する新田八朗知事(右)=富山市金屋の同校で

富山総合支援学校の児童と交流する新田八朗知事(右)=富山市金屋の同校で

人員不足、設備老朽化が課題

 新田八朗知事は十一日、富山市内の特別支援学校二校を視察した。県特別支援教育の将来構想策定に向けて参考にするのが目的。知事は今後の課題として看護師などのスタッフ不足や、設備の老朽化を挙げた。 (長森謙介)
 軽度の知的障害がある生徒の就労を支援する富山高等支援学校(坂本)では食品加工や清掃業に就くための授業を受ける生徒の様子を視察。肢体不自由の児童生徒や知的障害の生徒が通う富山総合支援学校(金屋)では、同校が持つ寄宿舎や医療的ケアが必要な子どもへの学習の様子を見て回った。
 視察後、知事は報道陣の取材に「今はICT(情報通信技術)が安価に使用できる。技術を導入することで学ぶ可能性を広げられる。特別支援学校の将来を考えたい」と話した。課題について「(富山総合支援学校の視察で)医療的ケア児への学びの場を保障するには、医療ケアも学校側で提供する必要がある。看護師などスタッフの拡充が課題。マンパワーが必要な教育現場だ」と述べ、設備の拡充にも言及。今後は「(現場に)実態を聞き判断する」と話した。
 視察には知事のほか、荻布佳子教育長、県特別支援教育将来構想検討会の委員八人らが参加した。
 県は十五日に第二回の検討会を開き、課題などを議論する。

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