ユナイテッド初戦敗退 Honda(静岡)に2-4

2019年5月26日 02時00分 (5月27日 05時11分更新)

福井ユナイテッドFC-HondaFC果敢に前線からプレスをかけ、先制点を決めた山田雄太=坂井市のテクノポート福井スタジアムで

サッカー天皇杯

 サッカーの天皇杯全日本選手権大会が二十五日、全国各地で開幕。県代表の福井ユナイテッドFCは日本フットボールリーグ(JFL)三連覇中のHondaFC(静岡)に2-4で逆転負けを喫し、前身のサウルコス福井時代も含め五年連続で一回戦敗退となった。
 福井ユナイテッドFCは立ち上がりから果敢にプレスを仕掛けた。4分に山田雄太がゴール前でボールを奪い先制ゴール。37分にもコーナーキックから金村賢志郎が橋本真人のパスにワンタッチで合わせて追加点を奪った。
 しかし、後半に入ると脚が動かなくなり、13分に失点。24分にはPKを機に同点とされると流れは完全に相手に傾き、失点を防げなかった。
 ▽1回戦

後半流れ傾き防戦一方

 後半10分過ぎ。試合の構図が変わった。ボクシングに例えると、強烈にラッシュをかけるHondaFCに対し、ロープ際でガードを固める福井ユナイテッドFC。防戦一方でリングに崩れ落ちた。
 HondaFCの井幡博康監督が言う。「ジャブの数を多くするのが、うちのスタイル」。各選手が連動し、細かいパス回しで翻弄(ほんろう)していく。それが徐々に効いた。福井ユナイテッドFCは脚が止まり、セカンドボールを拾えない。後半のシュート数はわずか1本。逆襲の4点は、取られるべくして取られた。
 絶対的エースが抜け個の力が落ちた今季。チームが掲げたのはアグレッシブな守備だ。中盤の選手も高い位置から果敢にボールを奪いに行き、全員で速攻を仕掛ける。前半はこれがはまり、2得点。ボールこそ相手に持たれたが、ほぼ攻め込ませなかった。
 なぜ構図が変わったのか。望月一仁監督は「ワンプレーの切り替えの速さ」を理由に挙げる。「後半は相手の速い動き出しにやられた。選手が周りを見て、予測を立てないといけない」
 攻撃でも、ボールをキープすることはなく単純な縦パスのみ。起点をつくれず、簡単に奪われた。強豪勢を相手に、いかに90分を戦うか。“KO負け”を糧にしたい。 (谷出知謙)

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