福井ユナイテッドFC 山田雄太さん(26)

2019年9月22日 02時00分 (5月27日 05時11分更新)

点取り屋才能開花

 かつてはスピード自慢のミッドフィルダーだった男が、北信越リーグの得点記録を塗り替えた。今季14試合で計29得点を挙げた福井ユナイテッドFCの山田雄太さん。昨季途中でフォワードにコンバートされ、隠れていた点取り屋の才能が開花した。「毎試合、点を取りたい」。これからも貪欲にゴールを狙い続けるつもりだ。
 その数字は驚異的だ。一試合平均2・07得点。リーグ2位の蔵田岬平さん(福井ユナイテッドFC)は11得点で、断トツの得点王だった。これまでの最多得点は、二〇一七年に松尾篤さん(サウルコス福井=福井ユナイテッドFCの前身)が記録した25得点。その快記録を軽々と上回った。
 福岡県出身の二十六歳。前身のサウルコス福井時代から通算すると今季が五年目。転機は福井ユナイテッドFCとしてチームが再出発し、服部順一ゼネラルマネジャーに掛けられたひと言だった。「フォワードはゴールだよ」
 その言葉で意識が得点に向いた。もともと快足が武器なだけに、相手ディフェンスの裏に抜け出すのは得意。ゴール前でゴールキーパーと駆け引きしたり、こぼれ球を読んで詰めたり。意識改革で、リーグ屈指の点取り屋へと成長した。
 十一月からは全国地域チャンピオンズリーグに挑む。「点は取れると思うので、後は守備でいかに無失点に抑えるか」。「点は取れる」と明言するところに自信がみなぎっていた。 (藤共生)

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