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LED光でカラス退散? 羽咋神社周辺 追い払い

2021年11月10日 05時00分 (11月10日 12時01分更新)
薄暮時、鉄塔に集まったカラス=羽咋市旭町で

薄暮時、鉄塔に集まったカラス=羽咋市旭町で

  • 薄暮時、鉄塔に集まったカラス=羽咋市旭町で
  • 試行された光によるカラスの追い払い=羽咋市の羽咋神社で

市が鳥獣害対策で試行「居心地悪さ」期待

 羽咋市は今週、ふん害が激しい羽咋神社周辺のカラス追い払いで、鳥獣害対策用に開発された携帯型発光ダイオード(LED)照明の試行をしている。効果があれば、現在行っているタカによる追い払いと並行して導入したい考え。(松村裕子)
 縦横各五個並んだ市松状の光はカラスには高速で点滅して見え刺激的。ライトは箱形で、高い鉄塔など遠方へも照射できる。バッテリーを入れたリュックで持ち運びできる。人には点滅して見えず、無音、無臭で、作業も楽。浜松市の光学機器製造会社が同市街地のムクドリ対策で開発した。
 羽咋市は同社のお試し無料貸し出しで十一日まで試す。市によると、カラスは神社境内の森をねぐらにしており、夕方、近くの鉄塔などに集まってねぐらの安全を確認してから森に戻ってくる。試行を始めた八日は、夕方に鉄塔に集まったカラスに照射。薄暮時でも反応があり、鉄塔だけでなく周辺の電線にいたカラスも飛び立った。日没後は境内で照射を繰り返したところ、カラスが逃げ出し、普段より森に戻ってくるカラスは少なかった。
 神社周辺には多いと千羽以上集まり、二〇一八年からカラスの天敵、タカによる追い払いを始めた。タカの出動は週一、二回に限られるため、出動できない日のLED活用を検討する。職員は「タカと光で境内の居心地が悪いと分かればカラスも寄り付かなくなるのではないか」と期待した。

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